仮想通貨の取引所「コインチェック」で、ＮＥＭ（ネム）という仮想通貨が、不正アクセスにより５８０億円分もの顧客資産がハッカーに盗まれたました。
この話題で震え上がる思いをされている方もいらっしゃるかと思います。
コインチェック社の資産の安全管理は不十分だった。
取引所はサイバー攻撃を避けるため、送金に使う分を除きネットから遮断するコールドウォレット保管が一般的。
しかし、コインチェック社はNEMをすべてネット接続していた。
暗号鍵も複数を使う最新式（マルチシグ対応）ではなく１つだけ。
目次
コールドウォレット保管について
コールドウォレットとはインターネットと完全に切り離されたウォレットのことです。
コールドウォレットに仮想通貨を預けることで、外部からの不正アクセスを回避することができます。
マルチシグ対応について
マルチシグ（マルチ＝複数、シグネチャ＝署名）とは秘密鍵を２つ以上に分割し、複数の鍵が揃わないととアクセスできない仕組みです。
それぞれの秘密鍵を分散して管理することで、ハッカーは複数の場所に保存されている秘密鍵をハッキングする必要があり、高セキュリティが構築できます。
仮想通貨はウォレットに保管されています。
秘密鍵を知っている人しかこのウォレットから仮想通貨を引き出すことができません。
仮想通貨はセキュリティが万全なビットフライヤーで取引を
今回の盗難はコールドウォレット保管、マルチシグの対応を行っていれば、回避できたと言われています。
bitFlyerの経営陣は金融出身者が多数でセキュリティについての考え方は堅実です。
bitFlyerでは、コールドウォレットでのコインの保管はもちろんのこと、マルチシグにも対応しています。
最高のセキュリティであなたの仮想通貨を大切に保管しましょう。
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暗号通貨は追跡が可能
ちなみに、今回ハッカーに持ってかれたNEMコインを含む暗号通貨には、ブロックチェーンの仕組みが搭載されていて、追跡が可能なのです。
今回盗難されたNEMコインも現在専門家が追跡を進めていて、NEM財団というところが、自動追跡プログラムの開発をして24時間～48時間以内に稼働できるそうです。
解決すれば、暗号通貨やブロックチェーンの技術・安全性が世に広く認められる事と思います！
解決を願って続報に期待しましょう！
